パルミー、YouTube講座等でお絵描き始めて1年になりました
デジタルイラストの勉強を始めて1年が経ったので、
ちょっと振り返ってみようということで、ブログに纏めてみます。
始めたての頃は特にパルミーを中心に学習を進めたので、
そのレビューも兼ねつつ、1年の振り返りも兼ねつつ書きたいなと。
2020年1月
お絵描きを始めました。
お絵描きはそれまでやったことが無いに等しかったんですが、
ある日、とっても心のこもったイラストをプレゼントして頂いて、
とても感動したという出来事がありました。
イラストで誰かの心をこんなにも動かせるのって素敵なことだと思い、
自分もイラストを描けるようになりたいと、勉強を始めました。
最初はpixivプレミアムに加入して、sensei by pixivを利用して勉強していました。
知り合いの絵描きさんに教えて頂きつつ、初めて描いた絵です。
とりあえず顔を描けるようになろうと、顔のそれぞれのパーツの描き方を勉強して、試しにやってみた感じです。
今見ると、そりゃ下手なんだけど、初めてにしては悪くないのかもしれない…。髪の影とか描けてるし。しらんけど。
2020年2月
引き続き教えてもらいつつ、senseiでお勉強しつつ、ツールに慣れつつで描いていきました。
斜めから見た顔の描き方を勉強したから試しに描いてみた記憶があります。
当時モンハンをやっていたので、自キャラを描いてみようということで描いてみました。大きな目標に「うちの子の可愛い絵をたくさん描く」というのがあったので、その後今に至るまでうちの子ばっかり描いています。
この絵が納得いかず、リメイクしています。
同じ絵をリメイクしただけあって、この時期にしては上手い気がする。
試しにフリー素材で背景をつけてみてますね。
その後3枚ほど描いていますが、割愛。
2020年3月
引き続きsenseiで勉強して、ついに顔だけではなく身体も描いてみようという気になりました。
立ち絵っぽいのにチャレンジしたんですが、色々と絶望しましたね…
素体を描くので精一杯なのに服もわからん手もわからん、そもそも顔だって安定して描けない…
この調子では上手くなる未来が見えないと思って、パルミーを受講してみようと思い立ちます。
1週間は無料でお試しできますが、そのまま続けるつもりで6か月プランでいきました。
直前の絵で服が全然わかんない!って思っていたので、最初は服のシワ講座を受けてみました。
中級者向けとある通り、初級者の私には難しくて理解できない部分もありましたが、パルミー良いなって思いました。
小中学校時代の美術の授業のイメージで、イラストってセンスのある人が上手い、感覚的なものなんだと思っていたんですが、パルミーではどうしてここにこの色を置くのか等、論理的に説明されていて、これなら自分でもできそう!って思えました。
あと、この講座の講師であるたか先生の授業はとってもわかりやすくて、たか先生のほかの講座も積極的に受講しています。
前述の通り、中級者向けの講座で難しかったので、初級者向けの講座をいくつか見て勉強していきました。あと、資料を見るのが大事だという話はどの講師さんも仰っていたので、似たような構図の絵を資料として、1つ絵を描きました。
パルミーで塗り方を勉強したので、早く勉強した塗り方を試したいと、全体的に適当になってしまっています。そのため、この絵は描き直しています。
チェック柄のテクスチャをスカートに張り付けてみたりしてます。
ここでけっこうパルミー効果が出てきて、上手くなってきてるなって思いまして、pixivに絵を投稿し始めました。
この絵でちょっと自信が出てきたのでモンハンの絵にチャレンジしてみようと思い立ちます。
相当頑張った記憶があります。背景はMHWIのマイハウスのスクショを取って、それを加工して作っています。
あと、ここからイラストに公開日とIDを載せるようにしています。暫くは忘れたりしていますが…
この程度のクオリティの絵が転載されるとは一切思っていませんが、念のためというのと、いつ描いた絵なのかパッとわかるというのは思い返しやすくていいなと。絵の中にこういう文字を違和感なく溶け込ませられるような技術やセンスが欲しいですね。
続いて、肌の塗りがわからんということで、肌の塗り方講座を受講しています。
この講座も分かりやすくて良かったです。
早速試しに描いています。
背景はクリスタの素材を使っています。手は描けないし描きたくないから描かなくていいポーズにしていますね。かしこい。
なんかpixivの閲覧数がほかに比べて伸びていた気がします。肌色効果ってすげえ。
2020年6月
さっきも出てきました、たか先生の講座の一つ、キャラポーズ講座を受講していました。
応用まで行って、試しに寝ポーズにチャレンジしています。
やっぱり服がわからなくて絶望していましたね。あと手が上手く描けないのも辛いなって思ってました。でも髪の塗りは上達している気がする。
服の塗りがわからないことについては、シワの基礎等はパルミーで一通り勉強していたので、TwitterやPixivに上がっている上手い人の絵を持ってきて、線画をトレースして塗りを模写することで勉強していきました。
手については、ちょうどパルミーの講座があったので受講しました。
このあたりからYouTubeに投稿されているお絵描き講座等も内容がわかるようになってきたので、そういったパルミー以外の講座も参考にし始めています。
以前見たときは全然わからなかった講座やメイキング動画の内容がわかるようになってきて、成長を感じたのを覚えています。
手については、焼まゆる(yaki*mayu)さんのYouTube講座も参考にしていました。お陰様で手を描くためのハードルがかなり下がったので有難い限りでした。こんなハイクオリティの講座が無料で見られるとは、良い時代ですね…
2020年7月
そうして色々勉強して描き上げた絵がコレ!
勉強の成果も出たし、絵描きの知り合いに沢山教えてもらったので、かなり完成度が上がりました。
地味にモンハン要素を取り入れることにチャレンジしてたりします。
7月にはもう1枚描きましたが割愛。
2020年8月
お絵描きを始めて半年ちょっと経ったので、腕試しといつも教えて頂いている方へのお礼を兼ねて、全力を出し切って1枚描こうということで描いてみました。
描いた絵がこれ。
自分で言うのもなんですが、”奇跡の1枚”だと思うほどに上手く描けました。
1つ目の工夫。構図やポーズを考えるのに、DesignDollを使い始めました。
どこにどのパーツがあって、どういう位置関係になっているかわかるので、めちゃくちゃ便利です。なんで今までやってなかったんだと思いました。
2つ目の工夫。プリーツスカートは以前から上手く描けなかったので、グラビアの写真集かなんかをAmazon Kindleで購入してプリーツスカートのスクショを取って、それを参考に描きました。
相当上手く描けそうというのがラフの時点で見えたので相当モチベーションが高くて、平日でも2,3時間、休日はそれよりも長い時間を費やして描きました。それでも1週間かかるくらいめちゃくちゃ力を入れたし、時間がかかったのを覚えています。
もちろん時間をかけたからと言って良い絵になるとは限らないものですが、初めてやることに進んでチャレンジして、それが良い絵に繋がったので良かったですね。
今思い返せば、良い絵を描くには、こうして多方面から資料を集めることが必要不可欠なんだと事前準備と絵の出来から思い知らされます。
色々な工夫を試して時間をかけて、上手くいったという、自分にとってとても印象深い一枚です。
2020年9月
なぜか忘れましたがバニーガールを描いてみたくなったので描きました。
バニースーツは体のラインが出るので、以前勉強した肌の塗り方の応用で陰影はわかるんですが、スーツの光沢や質感を出すのがとても難しかったです。
タイツとかうさみみは上手く描けている気がする。
このあたりからパルミーの講座を見る頻度がかなり下がってきています。
こういうときの塗り方!とか、自分の欲しい情報を探す時、パルミーで探すより、TwitterとかPixivで似た絵を探した方が見つかるようになってきたからです。
6か月プランで切り替えの時期でしたが、全く見ていないわけではないので、一応もう半年続けることにしました。
2020年10月
9月末に原神というゲームがリリースされまして…ずっとそれやってまして…一切お絵描きしていないんですよね…
好きなゲームのキャラクターを描くのもイラストを描く上での大きな目標の1つなので、推しの刻晴ちゃんやノエルちゃんの絵もいつか描きたいですね!
2020年11月
イラストを描く上での大きな目標の一つに、「季節のイベントとかに合わせて短時間でサクッと絵を描けるようにする」というのがありました。
相変わらず原神モチベがお絵描きモチベを上回っていましたが、11月11日、ポッキーの日に1度短時間で絵を描いてみようという気分になりました。
それまでの絵は完成まで毎作1週間くらいかかっていましたが、この絵は1日で描きました。
どうしてもクオリティは落ちますが、バストアップにしたり、影の数を減らしたりと、短期間で描く工夫を知ることができました。
その後、また1枚線画トレース+塗り模写をして、主に塗り方について勉強しています。
2020年12月
12月といえばクリスマスなので、クリスマスに合わせて絵を描こうということで、
まず11月末から12月頭にかけて、描きたいものと似た構図の絵を線画トレース塗り模写しました。
その後描いた絵がこちら。
これもかなり上手く描けたと思います。ふとももがすきなのでそこを強調できてうれしい。
タイツの質感が前よりパワーアップしていい感じだし、服のシワも上手く描けました。
8月に描いた”奇跡の1枚”と同様、事前に塗り方について勉強するために1枚、同じような構図の絵で1枚線画トレース塗り模写をしているので、これだけのクオリティを出せたんだと思います。
2021年1月
新年なので、正月に合わせて1枚描こうと思って、クリスマス絵を描いた後すぐに描き始めました。1月1日には間に合わなかったんですけどね。
モンハンライズが発表されて話題になっていたので、受付嬢コスのうちの子を描いてみました。
ゲームのコスチュームはいい感じに情報量を落とすことや、シワや質感を表現することが難しく、満足いく絵にはなりませんでした。
また、線画の印象が弱すぎるという感想を持ちました。
ということで、線画の情報量が多いと感じた絵師さんの絵を1枚トレースして研究しました。同じ線の太さにするにはどのくらいのサイズのブラシで描けばいいか、どこの線画を太く、どこを薄くするか等…
その後、線画の研究の成果を見たいというのと、お絵描きを始めてそろそろ1年になるので、1年でどれだけ上手くなったのか、腕試しに絵を描きました。
線画の研究をした通りに線画を描いて、ついでに塗りも参考にして描きました。
やはり直前のトレース研究が効いて上手く描けたように思います。
クリスマスの絵もそうですが、参考にした絵の線画や塗りを見ただけである程度真似できるようになっていて、絵に対する理解が深まっているなと感じます。
ちなみに背景はちょうど最近パルミーで公開された、この講座を見て作ってみました。
前々から背景についてはどうしていいかわからなくて困っていました。うちの子かわいいって言いたいだけなので、自然物の背景は書く気がない。でも背景無しは寂しいので何かしようとするけど納得いかない、ということを繰り返していました。
この講座のおかげで1つ背景作りのヒントを得ることができました。今後もどんどん新しい講座が追加されていくというのもパルミーのいいところだと思います。9月で解約してなくてよかった。
あとは、さいとうなおき先生が紹介されていた背景の描き方の一つの「白背景」は、特に私のニーズに合っていたので試してみたんですが、上手くいきませんでした。塗り方を理解できていないのか、セーラー服の白部分が多かったからなのか…
という、1年で描いた絵の振り返りでした。
パルミーについて まとめ
パルミーは初心者に超オススメです。私もそうでしたが、何から始めていいのか最初はわからないので、そこで道標を立ててくれるのは学習する側としてはとてもありがたかったです。基本の講座が充実していて、同じテーマでも違う先生が講師を務めている講座があるので、複数の観点で理解することができるのも非常に大きいです。
逆に、お絵かき講座という形式の都合上、どういう絵にも当てはまるテーマの講座が多くなりがちです。そのため、個々人の細かいニーズには応え辛い部分はあるのかなと思います。しかし、パルミーは添削キャンペーンもあるので、そちらで解決できる可能性はあると思います。
初心者のうちはお絵描きを続けられるかわからないので、けして安いとは言えないパルミーの受講料を払うのは抵抗があると思いますが、初心者だからこそ効果の高いサービスだなと強く感じました。迷っている方は1週間の無料お試しを利用して、まずは覗いてみるのをお勧めします。
今後について
当初に比べるとかなり上手くなってきてはいますが、まだまだたくさん伸びしろがあると思います。
最後の絵にしても、服のシワは上手く描けていません。また、セーラー服の絵ってよくお腹をチラっと見せる構図にしている絵が多いように思いますが、こういう見る人を惹きつけるような要素を意識していなかったので、今後チャレンジしていきたいですね。
それと、2020年6月に描いている寝ポーズのような複雑なポーズにはあまりチャレンジできていません。
あとは、ゲームのコスチュームも上手く描けたと思えるものはないので、そこも目標達成のために上達が必要だと思います。
こういった課題を解決するために、今後はこれまでやっていなかった模写を積極的にやっていきたいと考えています。今まで描いてこなかった、これから描きたい構図の絵を持ってきて模写することで慣れていきたいですね。
線画トレース塗り模写はしていましたが、これは線画で失敗することがほぼない分気楽に始められる代わりにどうしても考える量が減ってしまうので、やはり模写の方が難しい分効果は高いだろうと。
服のシワについても、ある程度パターンを覚えていく作業なのかなと思います。そのためにもたくさん模写をしてパターンを覚えていこうと思っています。
そうして描いていく最中に課題に感じたことがあれば、またそれを解決するために必要な練習方法を調べて実戦していくのを繰り返して行くんだと思います。
今は学べば学んだだけ上手くなっている感じがしていますが、いずれ伸び悩む時が来るかもしれませんが、その時はお絵描きYouTuberの方が開催している添削企画に応募してみたりして、他人にアドバイスを求めたりしていこうかなと思います。
目標について
お絵描きを続けていくにあたって目標にしていることは、途中でも少し触れましたが、
”季節等のイベント事に合わせて、うちの子や好きなゲームのキャラをどんどん描く”
ということなので、短時間で描くための技術も身に着けていきたいです。
短時間で描くというと、最後の絵のように線画の情報量が多いと、塗りを簡単にしても情報量をキープしやすいと感じました。短時間で描くのを目指すならこういう線画が向いているのかもしれません。
ワンドロ等にも挑戦したいですが、現状だと描くのに精一杯で時短できるポイントも何もわからないので、もっとお絵描き自体に慣れて自信がついてきたらチャレンジしたいですね。まずはクオリティ重視です。
10月は特にそうですが、ゲームをめちゃくちゃやっていてお絵描きをしないことが結構多くて、真剣にお絵描きしている人よりも描いた枚数がはるかに少ないような気がしています。ワンドロに挑戦するためにも、今はとにかく絵を描くことに慣れることが大事だと思うので、たくさん枚数を描きたいです。
長くなりましたが、1年の振り返りと今後の展望について綴ってみました。
どちらかというと、他人に見せるよりも自分の頭を整理するために書いたので、読みづらい文かと思いますが、もしお絵描きを始める方の参考になりましたら幸いです。